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代表挨拶

日本の住宅業界を変えたい

私は住宅大手メーカーで働く傍ら、住宅コンサルタントとしてエンドユーザー様のセカンドオピニオンとして住宅設計実務を実施しております。建築会社視点、設計事務所視点、職人視点、流通問屋視点・エンドユーザー視点など業界の隅々まで色々な角度で見てきました。日本の住宅業界にどっぷりと漬かりながら、問題点に対して誰も改善しないことを日々疑問を抱き続けてきました。それは『現在進行形で劣悪な住宅が増え続けている』事であります。エンドユーザー・プロユーザー共に不利益を被り、日本人が良質な住宅を手に入れる弊害になっております。粗悪な住宅とは語れば切りがありませんが、1つ挙げると30年で価値が0円になってしまう住宅です。日本人の当たり前感覚として、結婚をして子供が出来て家庭を持ったならば新築住宅を建てて一国一城の主になるという事を、誰も疑問を抱かず先祖代々その選択をしてきました。それにより日本人は各家庭が住宅ローンを組んでおり、殆どの世帯が住宅ローン貧乏です。※貧乏でなかったとしても住宅ローンの出費が無かったとしたら、人生はもっと豊かになります。日本人は代々住宅ローンに縛られており、日本人は豊かになれません。この考え方は日本独特です。欧米では、住宅は住み継ぐものであり、親の住宅を丁寧にメンテナンスして引き継ぎます。ですので、日本人のように代々住宅ローン貧乏にもなりませんし、生活も時間もゆとりがあります。若い各家庭が住宅ローンを組んで新築住宅を建てるので、当然そこまで予算を掛けた家は建てられません。その為、数年で劣化するような建築材料を使い、劣化しやすいメーカー廉価品を使い、その場しのぎの断熱材を使い、何とか新築住宅としての体裁を保った最低限の住宅を建ててしまうのです。この事を、建築業界としても是正しませんし、国も是正しませんし、言ってくれません!※建築業界はすそ野が広く経済への影響が大きい為、政治的判断がされてしまうのです。しかし、エンドユーザーのお施主様はそれが普通と思ってしまい何も感じません。相当に劣悪なアパート暮らしから、程々に劣悪な新築住宅へ生活が変わるのでお施主様としては、満足してしまうのです。全ての人に満足のゆく住宅を、建築を民主化したい。その思いで建物ラボのサービスを始めました。

これは昔から存在する住宅業界の格言です。

住宅業界は、クレーム産業です。悪意有り無し問わず、言った・言わないのオンパレードと言っても良いでしょう。一番の要因は形の無い状態で契約をして、形の無い物を0から作らなければならないからです。更に、形の無い物を打合せした担当者は、それを後工程に引き継ぐだけです。引き継いだ情報を元に設計士が図面を書き、コーディネーターが仕様や色を決め、監督が各業者(基礎屋、足場屋、大工、設備屋、電気屋、クロス屋、屋根屋、外壁屋などなどなど、、、)に納まり指示を出し、流通店がそれに合う材料を発注して各業者が取り付ける。膨大な人間が関わって住宅が出来上がるのです。建築工事の途中で、変更や追加・削除なども頻発します。逆に言うとミスなく最初から最後まで行くのは難しいと言えるでしょう。そもそも、入口のお施主様イメージと打合せ担当者間での、イメージの統一やレベル合わせが出来ていないケースも多いです。仮に、全く問題なく進んだとしても、お施主様起因でのやっぱりこっちの方が良かった、住んでみたら使いにくかったなどの、住んでみないと分からない情報も沢山ありません。ですので、『住宅は3度建てないと満足のゆく家は出来ない』という格言が生まれてしまうのです。言った言わない問題により建築会社も疲弊しております。勿論、住んで後悔されるお施主様も嫌な思いをします。まさにlose&loseな関係となってしまっています。

建築会社&お施主様ともにlose&loseな関係で、かつ劣悪な住宅が量産されている状況を変える事を建物ラボのミッションとしております。現在では、AIの進化やGPUなどの進化もあり、高性能な3DCD駆使したWEBツールが豊富にあります。それらの3Dツールを駆使してシミュレーションを行い、建築工事着工前に事前確認・改善を繰り返すことで建ててから後悔しない家作りを支援します。

沢山のお施主様からのご依頼を頂き、各種シミュレーション実施している中で、あまりにも図面などの資料も無い状況で契約している不幸なお施主様が多い事実に驚かされました。図面が揃っていないお施主様が多いということは、その次のパース図などはもっと普及しておりません。それを普通と思っているお施主様もおります。施工会社も忙しく普段から作成していないから、今回も作成しないという考え方も分かります。しかし、情報が多い方が失敗するリスクは低くすることが出来ます。情報・選択肢は多い方が良いに決まっています。

建物ラボは更に次のレベルである、環境・視覚シミュレーション事業をメインとしております。

​全ての人に後悔の無い住宅取得を。

『住宅は3度建てないと満足のゆく家は出来ない』

山崎隆行

ミッション

家は3度建ててみないと満足のゆく家は出来ない。こんな格言がある日本の住宅業界を変える

ビジョン

最新の3DWEBシミュレーションツールを活用し、住宅建築の見えない部分を見える化すること。住宅業界のお施主様の困りごとを解決するプロ集団

Modern Architecture
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